物件概要
- 所在地
- 港区東新橋2
- 交通
-
JR・銀座・都営浅草線「新橋」5分
大江戸線「汐留」4分
- 構造規模
- 鉄骨鉄筋コンクリート造 地上8階 、地下1階
- 契約面積
- 38.21m2(約11.6坪)
- 所在階
- B1階
- 賃料
- 145,656円
- 礼金
- 1ヶ月
- 保証金
- 10ヶ月
備考
汐留シオサイトエリア。汐留といえばご存知イタリア街。
イタリア街に程近い場所(道路を挟んで目の前)というか、ほぼイタリア街に位置するこのビルは、廻りの建物の雰囲気にソッポを向くような近代デザイン。
この地区では、もともと小さな工場や民家も多かったことから、モザイク的に残る工場や一風変わった物件もまだまだ残るが、その中にあって、思いっきり、反イタリアというキーワードを掲げた様なシンメトリーなデザインのビルとして存在が引き立っている。
念のため、オーナーの名誉のために補足する。この建物は、別に街のコンセプトに反抗している訳ではない。汐留再開発が始まる頃に竣工してしまった為、結果としてイタリアに馴染まない外国人になってしまったという経緯がある。
イタリア街独特な、スローな雰囲気もいいが、敢えてミスマッチな感じがいいと思ったのは小職だけであろうか。
確かにこの場所なら、ナリの感じのデザインだろうという読者のご意見もありましょう。
でも何ともいえないこういうズレた感覚が、私たちの足を止めるのは事実。
都市計画の中で起こる、こうした偶然のアンバランスは、数十年先の街の味付けにもなっていくのではなかろうかとも思う。
なお、表面上は多角的な変形を思わせるデザインだが、フロア内はこざっぱりとしたほぼ正形。